レタスクラブWEB連載
私の借金人生「夫に内緒で借金300万」が、電子書籍化されました!
夫に内緒で借金300万 (コミックエッセイ) | 海原 こうめ, 涼子 | マンガ | Kindleストア | Amazon
ブログを読んで下さる皆さま、インスタのフォロワーさんのおかげで電子書籍化出来ました。いつも読んで頂ける事、感謝の気持ちでいっぱいです!
描き下ろし40P以上収録してます!
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父が泣きながら頭を下げてきた時、絶対に援助したくないと思ってました。
そんな間柄でもないし。
でも別人のようにやつれた姿をみて、そして仕事をしながら母に何も言わず必死で動いて何とかしようとしている父の姿をみて、何とかしたいと思うようになりました。
でも私には、主人に内緒の借金があります。
貯金は全くありません。
なので、実家を助けたくても助ける事が出来ません。
私が出来る事は、毎月少額ですがお金を渡す事。
代わりに借金を返済する事は、我が家の家計上出来ません。
主人は自分の実家だけ金銭的に助けている状況が、私に申し訳ないと言ってくれています。
今回の事は主人は、知っています。
金銭援助をするつもりなかったけど、毎月少し実家にお金を入れたい事を説明したらすぐに了承してくれました。
そして、俺の家ばかりお金を使わせてしまって申し訳ないと、何度も謝られました。
主人に内緒の借金を返済していて、義母のリボ払いも返済している状況で、実家に渡せるお金は、月に1,2万だと思います。
私の借金がなければ、本当はもっと渡せたのに、、、
母が心療内科に通院する日時を、父からあらかじめ聞いていたので、その時間に父に電話をしました。
このやり取りが母にバレるのは困るので、LINEではなく電話で父とは話しをしてます。
父に、少額で申し訳ないけど、月に1,2万円だったらお金を渡せそうというと父は泣いて謝ってました。
娘にこんな事を頼むなんて申し訳ないし、みっともない。本当に申し訳ない。
ありがとうと言って、泣いてました。
送り方はまた連絡すると言って、電話を終えました。
私が知っていた父の姿では、ありませんでした。
こんな人だったんだ、、、
私は父の事を、あまり知りませんでした。
というか、関わり合う事がありませんでした。
話す事もなければ、一緒にどこかに行く事もなくて、こんな父の一面を見たことは今までありませんでした。
父に電話で話した事を主人に説明をし、お礼を言いました。
私の両親が迷惑をかけてごめんなさい、主人に謝りながら泣いてしまいました。
それを見た主人も、泣いてました。
私は子供達に、お金の援助をしてもらう親にはなりたくないと、改めて思いました。
両親の件は、母が勝手に父のお金を使ったので父はどうにも出来なかったと思います。
なので、お金の件については父はしょうがなかったと思います。
実家の両親も、義理実家もどちらもお金が無い、そして私達がお金を援助する。
まさかこんなことになるなんて、思いませんでした。
実家にお金を送る為に、何とかしないと、、、