レタスクラブWEB連載
私の借金人生「夫に内緒で借金300万」が、電子書籍化されました!
ブログを読んで下さる皆さま、インスタのフォロワーさんのおかげで電子書籍化出来ました。いつも読んで頂ける事、感謝の気持ちでいっぱいです!
描き下ろし40P以上収録してます!
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父から連絡が来ました。
母に借金の事を話すという内容でした。
母が父の退職金を使い込んで、貯金が無くなった事。
母が借金を作っていた事。
母が鬱という状況で、母の調子がいい時に話すそうです。
でも父は、なぜこんなことをしたのかは聞かないと言ってました。
母を責める気はないから、こういう事実がある事がわかったから、こうやって返済しようと思っているという事を説明して、私から仕送りをもらう事になった事も話すという事でした。
母が鬱になったのは、自分のせいだと父は考えています。
長年祖母の事を母に押し付けて、母から何とかして欲しいと言われていたのに、それでも押し付けて母が壊れてしまったと。
だから何も聞かずに、これからどうするかだけを話したいと言ってました。
主人に父から言われた事を話すと、私が同席した方がいいのではと提案されたので、それを父に言うと大丈夫と言われました。
これ以上私に迷惑をかけたくないから、ちゃんとお父さんが話しをするからと言って、お礼を言われました。
母は何もバレてないと思って、普段通り過ごしているそうです。
父も何も知らないふりを今はしています。
母に話したら、どうなるんだろう。
すんなり終わるとは思えません。
家族なので、母と父の事を知ってるようであまり知りません。
それだけ私の家族は、関係性が希薄です。
家族皆で何かする事は無かったですし、家族の繋がりみたいなものは私は感じた事はありません。
実家には私の居場所は何となく無い気がして、私はずっと居心地の悪さを感じてました。
まさかこうなるとは、思いませんでした。
こうなった今、父が話した後の結果を私は受け入れるしかありません。
とにかく父を信じて、待つ事にします。