私の借金人生が、漫画になりました。
続話公開中です!
主人はとても優しくて、私にはもったいない人です。
私は人生でもてた事が無く、付き合った人はいましたが、どの人とも長続きしませんでした。
自分に自信が無いので、相手から好かれるように頑張っているつもりですが、今まで付き合ってきた人から、重いという事を言われて、振られていました。
それもあり、結婚を半ば諦めていました。
友達が少ないので、人生で友達の結婚式に出席したのは2回だけ。
2回とも幸せそうで、羨ましくて、何で私はダメなんだろう。
笑顔で拍手をしておめでとう、そう言いながらこう思ったのを覚えています。
主人と付き合ってプロポーズされた時に、私なんかでいいの?そう思ったぐらいでした。
私とは正反対で、友達も多くて社交的な人。
私は暗くてあまりしゃべらなくて、主人とは性格が正反対。
私と居て楽しいのかな?よくそう思っていたので、プロポーズされるとは思いませんでした。
結婚出来ないと思っていたのに、結婚出来た事が嬉しかったです。
私は人から好きと言われた事があまりないので、奥さんになれた事が今でも嬉しいです。
だから私を妻として選んでくれた、主人から信用を失いたくない。
この思いが強いので、借金の事は絶対バレたくないので、今必死で返済しています。
優しい主人で私は好きですが、この主人と今までに1回大きな喧嘩をした事がありました。
今でこそ主人は、義理家族と私の間で、私の味方になってくれています。
でも結婚当時は、義理家族の味方でした。
結婚したんだから、奥さんになったんだから、そう言われた事も何度かあります。
私も嫁いだから、そう思って我慢をしてきました。
義理実家の方針にほぼ従っていましたし、義母の言うとおりに色々な事をしていました。
結婚当時はそれが出来ましたが、子供が2人産まれてパートをするようになり、出来ない事が増えました。
私のキャパオーバーです。
嫁としてこれをして欲しい、義母から言われた事が以前は出来ても、家事と育児を全てしてパートをしている私には、出来ませんでした。
今主人は、家事や育児に参加してくれていますが、当時は一切してくれませんでした。
なので私1人で抱えている物が大きかったんだと思います。
主人ともめたくなくて、喧嘩したくなくて、嫌われたくなくて。
せっかく奥さんになれたんだから。
そう思って我慢してきましたが、主人からの一言で何かがプツンとなりました。
「義母の話しは仕事相手だと思って我慢してよ」
主人からこの言葉を言われた時に、結婚後私は初めて大声で反論しました。
仕事相手だったらこんな無茶苦茶な事は言わないよ。
相手の状況を考えて、仕事を頼んでくるのが常識人だよ。
パート先の仕事相手の方が、よっぽど気を遣ってくれるよ!
私だけ子供達の面倒をみて、家事をして、パートをして私は家政婦じゃない!
借金し始めの頃か、する直前だったかだと思います。
初めて主人に大声で怒鳴ったので、主人は驚いてすぐに謝ってくれました。
いい奥さんになろう、いいお嫁さんになろう、そう思って無理をして頑張って、切れてしまいました。
もっと早くに主人に言えばよかったのかもしれませんが、いい奥さんでありたいという私の思いがあったので、ギリギリまで我慢をしてきました。
今では義母ではなく私の味方になってくれて、家事と育児も頑張ってくれている主人ですが、以前は今とは全く違う人でした。
紆余曲折あり、今の主人になったので、人は変わるんだと思ってます。