ryouko2021.hatenablog.com
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子供達と出産時のアルバムを見て、いろんな話しをしました。
それもあって今まで忘れていた産後の事を、なんとなく思い出しました。
私は人に頼るのが下手で、上手にお願いが出来ません。
友達が少なかったので、話す事自体が得意ではありません。
嫌な人と思われたくない気持ちが強すぎて、いい人と思われたい、そう思って頑張りすぎて疲れてしまいます。
2人子供がいますが、どちらの時も帰省していません。
実母との関係は悪くありませんが、いい訳でもないし、実家は居心地がよくないので帰省しようとは思いませんでした。
産後に実母が来てくれて、退院後数日して、お互いぎくしゃくしたので、実家に帰ってもらいました。
元々来てもらうつもりでは無くて、自分で何とかしようと思っていました。
それでも来てくれるという母の言葉に、感謝を感じて来てもらいましたが、、、
来てもらわなかった方がよかった、心からそう後悔しました。
母はたぶん悪気はないと思うのですが、すぐに自分の過去と比べてグチグチ言います。
私の頃はこんなに便利じゃなかった、今はこんなに便利で楽だよね。
そんな事を繰り返し言われたら、私は楽な時代に産まれたのに、色々な事が上手く出来ないからダメな人間なんだ。
そう思う事が増えて、しんどくなりました。
産後はやっぱり体がきつくて、想像以上に大変でした。
でも大変なりに頑張っていたつもりで、主人は仕事をしているから、私1人で頑張らないと、そう思って何とかしていました。
眠れない日々が続いても、主人に何かをお願いする事は出来ませんでした。
家事と赤ちゃんの事は、主婦である私がしなければいけない、心のどこかで思っていました。
その時仕事はしていなかったので、仕事をしていないのだから、私1人でするべきだ。
主人から言われたわけでもないのに、勝手にそう思って追い詰めていました。
寝不足が続いてしんどくて、体調を崩して発熱しても主人にはお願い出来なくて。
実母からは、みんなそんな中頑張ってるんだから。
そう言われて、私は頑張りが足りないんだ、そう思っていきました。
産後はキッチンに立つのも辛くて、あまり料理が作れませんでした。
母乳とミルクを上げていたので、ミルクを作るのが精いっぱいだった気がします。
でも母は、私の頃は赤ちゃんのお世話をしながら、家事も食事作りも何でもしていた、コンビニが無い時代だったから当たり前だった。
そう言われて、産後に家事が出来ない、食事が作れない私はダメな人間なんだ、そう思っていきました。
産院を退院して、母と一緒にいたのは数日間でしたが、母からの言葉に私の心はぐちゃぐちゃになりました。
助けられる所か、母からの言葉全てが、私はダメ人間なんだと言われている気がしました。
実際に私は、出来る人間では無くて、ダメ人間です。
お金の管理も出来ないし、いい所がある訳でもありません。
それでも、赤ちゃんの為に頑張っていたつもりでした。
それなのに、母からずっとそんな事を言われて苦しくなってしまい、もう帰って欲しいと言って帰ってもらいました。
この事をずっと忘れていて、アルバムを見て思い出しました。
忘れていたという事は、私にとって嫌な記憶だったんだと思います。
私には娘がいるので、同じ事は言いたくないし、したくありません。
上手く出てなくても、頑張った事は認められる親になりたいです。
出来なかったけど、頑張ったよね、お母さんも一緒にするから頑張ってやってみよう、そう言える親になりたい。
出来るかな、そうなれるかな。
実際私は、そうやって育てられた訳ではありません。
自分がされてない事を、子供にしてあげられるのかな。
今だって上手に教えられてるわけでは、きっとありません。
私の祖母は、とても厳しい人でした。
もしかしたら私の母も、祖母からそんな事を言われて育ったのかもしれません。
育児は繰り返してしまうと、本で読んだ事がありますが、私は繰り返したくありません。
